一年で最も暑さが厳しい頃を、二十四節気では**「大暑(たいしょ)」**といいます。
照りつける太陽。
じっとしていても汗ばむ毎日。
「暑さに負けないようにしなくちゃ。」
そんなふうに思ってしまう季節です。
でも、大暑の養生で大切なのは、暑さに勝つことではなく、暑さと上手につき合うこと。
冷たい飲み物を飲みたくなる日もあります。
エアコンの効いた部屋で過ごす時間も増えるでしょう。
そんな毎日の中で、知らず知らずのうちに胃腸は疲れ、体のリズムも乱れやすくなっています。
だからこそ、大暑の養生は特別なことではありません。
冷たいものばかりにならないように、温かいお味噌汁を一杯添えてみる。
のどが渇く前に、こまめに水分をとる。
夜は少し早めに布団に入り、体をゆっくり休ませる。
そんな小さな積み重ねが、夏を元気に過ごす力になります。
東洋医学では、夏は「陽」の気が最も盛んな季節と考えられています。
勢いのある季節だからこそ、自分まで頑張りすぎなくても大丈夫。
暑い日は、少しゆっくり。
疲れた日は、早めに休む。
それも立派な養生です。
大暑は、一年で最も暑い頃であると同時に、立秋へ向かう入口でもあります。
この15日間をどんなふうに過ごすかが、秋の体調にもつながっていきます。
今年の大暑は、いつもより少しだけ、自分の体の声に耳を傾けてみませんか。
🌿 今日のゆるり養生
今日は、温かいお味噌汁を一杯。
それだけでも、夏の疲れた胃腸は、ほっとひと息つけるかもしれません。



コメント