ちゃんと休んでいるのに疲れが抜けない|50代からの「なんとなく重い」を考える

体質改善のヒント

「ちゃんと寝たはずなのに、疲れている」

そんな朝、ありませんか?

昨日はそれほど忙しくなかったのに、朝から体が重い。

午前中はまだ動けるけれど、夕方になるとぐったり。

以前ならひと晩寝れば戻っていたのに、最近は疲れが残るようになった。

「年齢のせいかな」

そう思って、そのままにしている方もいるかもしれません。

でも、「疲れた」というひと言の中にも、いろいろな体のサインが隠れています。

今日は、疲れをなんとかしようとする前に、

「私は、どんなふうに疲れているんだろう?」

と、少し自分の体を見てみませんか。

「疲れ方」は、みんな同じではありません

疲れを感じたとき、私たちはつい、

「もっと休まなくちゃ」

「体力が落ちたのかな」

と考えます。

でも、少し詳しく見てみると、疲れ方は人によってずいぶん違います。

朝起きたときから、体が重い。

午前中は元気なのに、夕方になると動きたくなくなる。

食事をすると、どっと眠くなる。

体というより、頭がぼんやりする。

脚の重さやむくみも気になる。

忙しい日が続いたあと、一気に疲れが出る。

季節の変わり目になると、いつも調子が落ちる。

どれも「疲れた」と表現できますが、同じではありません。

だから、

「疲れている?」だけではなく、
「いつ、どんなふうに疲れる?」

まで見てみる。

それが、今の自分を知る小さな手がかりになります。

休むことだけで考えなくてもいい

もちろん、疲れているときに休むことは大切です。

けれど、

「昨日は早く寝たのに、すっきりしない」

ということもありますよね。

私たちの体は、睡眠だけでなく、食事や活動量、生活リズム、ストレス、季節の変化など、さまざまな影響を受けています。

だから、「疲れているから睡眠不足」と、すぐにひとつの原因に決めなくてもいいと思います。

最近、忙しい日が続いていなかったかな。

食事の時間が不規則になっていないかな。

食べたあとに重さを感じることはないかな。

夜遅くまでスマートフォンを見ていないかな。

気温が大きく変わっていないかな。

そんなふうに、暮らし全体を少し振り返ってみます。

原因探しをするというより、

「最近の私は、どんな毎日を過ごしていた?」

と眺めてみる感覚です。

「体が重い」「むくむ」も一緒に見てみる

疲れているときに、

「なんとなく体が重い」

と感じることはありませんか?

夕方になると脚が重い。

靴下の跡がいつもより気になる。

朝、顔がすっきりしない。

雨の日になると体が重く感じる。

反対に、疲れていても、むくみや重さはほとんど感じない方もいます。

ここでも大切なのは、

「疲れにはこれ」
「むくみにはこれ」

と、すぐにひとつの方法を探すことではありません。

疲れ、重さ、むくみ、眠り、食欲、お腹の調子。

ひとつずつ別々に見るのではなく、

「今の私は、どんなサインが一緒に出ている?」

と見てみると、自分なりの傾向に気づくことがあります。

食べたあとの自分も見てみる

ゆるり養生では、食べる量だけでなく、

「その量を、自分の体が心地よく受け取れているか」

ということも大切にしています。

たくさん食べていないのに、食後になると胃が重い。

お腹が張る。

食べたあとに眠くなって、動きたくなくなる。

そんなことが続いているなら、食事の内容だけでなく、量や食べる時間、食べ方なども一度振り返ってみてもいいかもしれません。

「体にいいものをもっと食べよう」と足していく前に、

今の自分が心地よく食べられる量はどのくらいだろう?

と考えてみる。

食べることと疲れは、別々に考えなくてもいいのだと思います。

「何を足す?」より「何を減らす?」

疲れていると、何か元気になるものを探したくなります。

栄養のあるものを食べよう。

運動しよう。

体にいいことを始めよう。

もちろん、それが心地よいこともあります。

でも、すでに疲れている自分に、新しい「やること」を増やすのが負担になることもあります。

そんな日は、

「何をしたらいい?」ではなく、
「今日は何を減らしたら楽?」

と考えてみるのもひとつです。

予定をひとつ減らす。

いつもより簡単な食事にする。

夜の家事を明日に回す。

少し早く座る。

いつもより早めに布団に入る。

ほんの少し余白をつくるだけでもいい。

養生は、何か特別なことをたくさんすることだけではありません。

今日の自分を観察してみる

難しい体質チェックをしなくても、今日からできることがあります。

朝起きたとき、どうだった?

食べたあとは?

午後になるとどう?

夕方、脚は重くない?

今日はどんなふうに疲れた?

そして翌日も、また少し見てみます。

そうしているうちに、

「私は夕方に疲れやすいな」

「忙しい日より、その翌日のほうがつらいかも」

「食べすぎた翌朝は重い気がする」

など、自分なりのパターンが見えてくることがあります。

良い・悪いと判断しなくても大丈夫。

まずは、気づくことからです。

「体にいい」より、「私に合う」

同じ年代でも、同じ生活をしているわけではありません。

体の感じ方も、疲れ方も違います。

だから、誰かに合った健康法をそのまま自分に当てはめるのではなく、

「今の私には、どうだろう?」

と考えてみる。

疲れた自分をなんとかするために、もっとがんばるのではなく、

疲れていることに気づいて、今の自分に合う整え方を探していく。

それが、ゆるり養生で大切にしたい「がんばらない体質改善」です。

🌿 今日のゆるり養生

今日は一度だけ、

「私は今、どんなふうに疲れている?」

と自分に聞いてみませんか。

朝から重かった。

夕方になって疲れた。

脚が少しむくんでいる。

今日は意外と元気。

どんな答えでも大丈夫です。

そして疲れていたら、

「今日は何をひとつ減らしたら、少し楽になる?」

も考えてみる。

無理なく、少しずつ。

自分の体に合う過ごし方を見つけていきましょう。


自分の体質を、もう少し知りたくなったら

「どうして私は、こんなふうに疲れるんだろう?」

「私には、どんな整え方が合っている?」

そんなふうに感じた方へ。

ゆるり養生では、今感じていることや日々の過ごし方を一緒に振り返りながら、自分に合う養生を考える**「体質チェックのご相談」**をご用意しています。

無理なく続けられることから、一緒に探していきます。

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※疲れやむくみなどの症状には、病気が隠れていることもあります。症状が長く続く、強くなる、日常生活に支障がある、息切れ・動悸・発熱などほかの症状を伴う場合や、いつもと明らかに違うと感じる場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

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